医療法人社団 すずき医院

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すずき医院|内科、小児科、
在宅医療、血管年齢、メタボ

血管年齢/肺年齢について

あなたの血管年齢は?

血管年齢って何?

人間は歳とともに血管の弾力性が低下してもろくなり、内腔が狭くなって詰まりやすくなります。
血管の断面を調べると、実際には動脈硬化が起こっているのです。

血管年齢とは血管の老化度、つまり動脈硬化が実年齢と比べてどのくらい進んでいるかを表わすものです。

なぜ血管年齢を測るの?

大切な理由があります。
肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病といった生活習慣病を放っておくと、実年齢よりも10歳から20歳以上も血管が老化し、脳梗塞や心筋梗塞などが起こりやすくなるからです。
これがメタボリックシンドロームと呼ばれる状態です。

しかし現代の医学では、これを早期に察知して予防策を立てることが可能になりました。
血管年齢を測ること、つまり動脈硬化の程度を調べることは健康を守る上で非常に大切なのです。

血管年齢を測るには?

現在、病院などで行われている動脈硬化の検査には以下の二通りの方法があります。

1.血圧脈波検査でCAVI(キャビィ)を測る!

1.血圧脈波検査でCAVI(キャビィ)を測る!

血圧脈波検査とは、手足の血圧を同時に測定して分析し、血管の弾力性や血管の詰まり具合を数字で表す簡単な検査です。

その中でCAVI(キャビィ)は心臓(Cardio)から足首(Ankle)までの動脈(Vascular)の硬さを反映する指標(Index)として計算されます。この時、動脈硬化が進んでいるほどCAVIの値は高くなり、9.0を超えると約半数が脳動脈や冠動脈に動脈硬化を発症していると判断します。

検査は痛みを伴わず、約10分で終わります。

また、ある人のCAVI値と、同じ性別、同年齢の健康な方のCAVI平均値と比べることで、その人の血管年齢がわかります。
例えば、50代男性のCAVIの値が9であった場合、右のグラフで見れば血管年齢は60代という判定になります。

日本労働文化協会 血管バイオメカニクス研究会

血管が老化していると言われたら?

血管の老化、すなわち動脈硬化を早める原因には様々な要素があり、肥満、運動不足、飲酒習慣、喫煙習慣、糖尿病、高血圧、悪玉コレステロール、ストレスなどが挙げられます。
日常生活の注意点として、まず主食の炭水化物を取り過ぎないこと、肉より魚を増やし、緑黄色野菜と大豆製品を毎日食べること、良質の脂質を積極的に摂取すること、そして毎日せっせと歩くことです。

あなたの肺年齢は?

肺年齢って何?

肺年齢とは、実年齢との乖離から呼吸機能の異常を早い段階で認識してもらう概念です。
呼吸機能(一秒量)は、20歳前後をピークに加齢とともに低下しますが、その結果は一般の方にとっては理解しにくいものでした。従来の検査結果に加えて、肺に「年齢」という身近な指標を用いることで、同性・同世代と比較した呼吸機能を確認できるため、肺の健康状態を実感していただきやすくなりました。

肺年齢って何?

なぜ肺年齢を測るの?

胸部X線検査だけでは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器疾患の早期発見は難しいとされています。
わが国では40歳以上の約10人に1人がCOPDと推定されています。
初期の段階では自覚症状に乏しく、早期診断には呼吸機能検査が不可欠です。
肺年齢を知ることで肺の健康意識を高め、健康維持や呼吸器疾患の早期発見・早期治療に活用いただけます。

肺年齢を測るには?

呼吸機能検査、いわゆる肺活量を調べる検査を行います。
マウスピースをくわえて、力いっぱい息を吐きだす検査です。
当院ではその場で肺年齢がわかります。
感染対策として新型コロナウイルスなどにも対応した専用フィルターを装着するため、安全に検査が可能です。

40歳以上の方や、下記の症状がある方は、ぜひ検査を受けてみてください。

  • 最近、息切れが強くなった
  • 咳や痰が増えている
  • タバコを吸っている・吸っていた

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ご予約・お問い合わせ 03-3941-1590

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